作り方
- 戻したひじきの水気を切り、しっかり絞る。油揚げの油抜きは省かない — これが最終的な味を変える工程で、揚げ油の風味がだしを覆い隠すのを防ぐ。
- 厚手のフライパンに両方の油を熱する。まず人参を加えて90秒、わずかに柔らかくなるまで炒める。ひじきを加えて2分炒め、油が回って艶が出るまで。
- 油揚げ、だし、醤油、みりん、砂糖、酒を加える。煮汁は具の半分の高さまで来る量に。煮立たせる。
- 蓋をせず、12〜15分穏やかな沸騰を保ち、1〜2回かき混ぜながら煮る。煮汁が底に艶やかな照りとして残る程度まで煮詰める — ほぼ汁気なし、スープ状にしない。
- 最後の2分で枝豆を加える — 温まるが鮮やかな緑とプリッとした食感を保つ程度。
- 常温またはほんのり温かい状態で出す — ひじきの煮物は熱い料理ではなく副菜で、翌日の方が味が馴染んで美味しい。冷蔵庫で5日保つ。
文化的背景
ひじきはおばんざい(京都の家庭料理)とお弁当文化の深層レパートリーに属する — ある世代の日本の母親なら考えなくても作れる料理で、よく日曜の作り置きとして週日のお弁当を支えた。ひじきは鉄分とカルシウムが豊富で、日本の民間栄養学では長寿と結びつく。スポンジのように味を吸い込むので、ここではだしが重要 — インスタントだしでも可だが、本格の昆布鰹だしが料理を引き立てる。